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今回の記事は「おくりびとってどんな仕事?~お給料や仕事内容とは~」についてです!
皆さんは、「おくりびと」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
日本アカデミー最優秀作品賞を受賞した映画「おくりびと」で、おくりびとの認知度は広まりましたね!
しかし、「おくりびと」という言葉は聞いたことがあるけれど具体的にどのようなことをするのかピンと来ない方が多いと思います。
そこで今回はおくりびとについて詳しくかいていこうと思います!
よろしければご覧ください(^_^)
「おくりびと」とは?
おくりびと(納棺師)とは、故人を棺に納めるために必要な準備を行う仕事をしている方のことを言います!
「おくりびと」という仕事をする上で大事なことは、ご遺族にも参加をしていただき共に作業を行うことです。
最期のお別れの時間をご遺族にも大切にしてほしいと考え、丁寧に一つ一つの仕事を行っています。
おくりびとの仕事はただ棺に納めるだけではなく、ご遺体をお湯で拭い清める湯灌(ゆかん)やメイクも施します。
おくりびとの仕事内容は?
①ご遺体への着付け
ご遺体に衣装の着付けを行います。
衣服は全ての方が同じではないため、宗旨・宗派に合わせた衣服を着付けします。
②身支度
ご遺族に身支度を手伝ってもらえるようお願いをします。あくまでもご遺族と一緒に身支度を進めていきます。
ご遺体が硬直し、重さもあるため、身支度は簡単ではありません。
※ご遺体には装束を着せ、旅立ち用の身なりにします。
装束の他に、上帯(うわおび)や、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、足袋(たび)、六文銭(ろくもんせん)を入れた頭陀袋(ずだぶくろ)を身につけさせます。
③納棺
身支度を終えたご遺体を、仰向けにして棺の中に納める納棺を行います。
このときも、ご遺族に手伝ってもらいます。
旅が出来るように、杖や網傘、草鞋も一緒に棺に納めます。
④副葬品
ご遺体と一緒に棺に納める品を「副葬品」といいます。
あれもこれも納めたいという気持ちで、故人が愛用していた品など、ご遺族が様々なものを準備されることが多くあります。
ご遺族がより故人のことを思い出す良い時間だと思います。
※燃えるのに時間がかかってしまうものや、ご遺体を痛めてしまうものもあるため、副葬品については確認が必要となります。
⑤蓋を閉める
一連の仕事が終わったら、最後に棺の蓋を閉めます。
以上が、納棺士の行う一連の納棺の流れです。
全ての作業をご遺族の方と一緒にします。そのため、おくりびとも気持ちが入り丁寧な作業ができます。
おくりびとのお給料は?
納棺作業に携わる場合のお給料は、役職や会社によって大きく幅があるそうです。
管理職などの役職を持つ方の中には、1000万円近い年収を取得される方もいますが、多くの方は月収20万円~30万円が相場のようです。
おくりびとの仕事は、残される家族の気持ちに寄り添って接する必要があり、ただ納棺を行うだけではありません(>_<)
興味をお持ちになった方は、まずは映画「おくりびと」を視聴してみると良いかもしれません(^_^)
最後に
今回の記事はいかがだったでしょうか?
なかなか親しみないお仕事ではありますが、世の中にはこのような素敵なお仕事もあるのですね。
ぜひ、映画「おくりびと」を見てみてください!(^^)!
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