いつも当サイトをご観覧頂きありがとうございます♪
今回の記事は、『トヨタ新型ヤリスの性能はどうなの?新トランスミッションD-CVTとは⁉︎』です!
排気量・ボディーサイズ・価格・加速性能などについて深く堀数進めて行きたいと思います。
トヨタ初採用となるスプリットギヤを組み込んだD‐CVTを組み合わせ、走る楽しさと低燃費を両立し、5ナンバーのコンパクトハッチバックとして誕生したトヨタ・ヤリスですが、他車のコンパクトカーに負けない魅力はあるのでしょうか?
現状、トヨタのコンパクトカーと言えば、アクアですよね。ガソリンモデルは無く、ハイブリッドのみのラインナップです。
ヤリスの場合は、MT設定もあります。アクアの据え置きとなるのでしょうか?
見たいものはどれ?
排気量
まずは排気量からですが、一般的なコンパクトカーと言えば1300cc(1.3L)以上が主流ですが
ヤリスの排気量は 996cc 1490cc 1490cc(ハイブリッド)
上記の3つがあります。
3つのラインナップがありますので、その人に合った選ぶ方ができると思います。
アクアには、1500ccのハイブリッドモデルしかありませんでしたので、ヤリスの場合はガソリン車の選択も可能です。
エンジン・ミッションの評価
馬力(996cc)
エンジン型式 | 1KR-FE |
---|---|
最高出力 | 69ps(51kW)/6000rpm |
最大トルク | 9.4kg・m(92N・m)/4400rpm |
種類 | 直列3気筒 |
総排気量 | 996cc |
過給機 | なし |
---|---|
燃料供給装置 | 電子制御式燃料噴射装置(EFI) |
燃料タンク容量 | 40リットル |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
996ccのエンジン馬力は、69psと100psもありません。
ですが、自然吸気エンジンで換算致しますと、850cc程の馬力と言えます。
※ターボ無し・レギュラー車換算
軽自動車のターボモデルと然程変わらない馬力です。
決して高いとは言えませんが、一般道を走行する分には十分と言えるでしょう。
高速道路では、エンジンが回らずスピードの伸びはありません。
メータには、時速180kmが表示されていますが、そこまでのエンジンは回りません。
高速道路をよく走行するのであれば、ヤリスは不向きでしょう。
トルク(996cc)
ターボ無し・レギュラー車の自然吸気エンジンのトルクが1000cc(1L)あたり、10kg ・mと言われております。
ライズのトルクは、9.4kg ・mですので、1000cc(1.0L)クラスと言えます。
※ターボ無し・レギュラー車換算
4400rpmで最大トルクが出るエンジンですので、一般道での巡航ぐらいでしたら、ストレスは感じない走りをしてくれるでしょう。
トルクが足りない為、坂道があれば常に高回転で走行することになりますので、燃費は一気に下がります。
馬力(1490cc)
エンジン型式 | M15A-FKS |
---|---|
最高出力 | 120ps(88kW)/6600rpm |
最大トルク | 14.8kg・m(145N・m)/4800~5200rpm |
種類 | 直列3気筒 |
総排気量 | 1490cc |
過給機 | なし |
---|---|
燃料供給装置 | 電子制御式燃料噴射装置(EFI) |
燃料タンク容量 | 40リットル |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
1490ccエンジン馬力は、120psと100psを超えています。
自然吸気エンジンで換算致しますと、1500cc程の馬力と言えます。
※ターボ無し・レギュラー車換算
決して高いとは言えませんが、1000kgの車体を動かすには十分と言えるでしょう。
高速道路では、エンジンが高回転になるにつれて、スピードが伸びます。
決して早くはありませんが、100kmで巡航するには十分と言えます。
メータには、時速180kmが表示されていますが、ギリギリ180km出せる程のエンジンです、
高速道路をよく走行するのであれば、ヤリスは不向きでしょう。
トルク(1490cc)
ターボ無し・レギュラー車の自然吸気エンジンのトルクが1000cc(1L)あたり、10kg ・mと言われております。
ライズのトルクは、14.8kg ・mですので、1500cc(1.5L)クラスと言えます。
※ターボ無し・レギュラー車換算
4800rpm〜5200rpmで最大トルクが出るエンジンですので、一般道で巡航ぐらいでしたら、ストレスは感じない走りをしてくれるでしょう。
低速域ではトルクが薄い為、ややもたつきを感じることがあるかもしれません。
長い坂道を登る様な走りをしないのであれば、アクセルを全開にする事はよっぽど無いでしょう。
ハイブリッド(1490cc)
エンジン型式 | M15A-FXE |
---|---|
最高出力 | 91ps(67kW)/5500rpm |
最大トルク | 12.2kg・m(120N・m)/3800~4800rpm |
種類 | 直列3気筒+モーター |
総排気量 | 1490cc |
過給機 | なし |
---|---|
燃料供給装置 | 電子制御式燃料噴射装置(EFI) |
燃料タンク容量 | 36リットル |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
新型ヤリスの、ハイブリッド用3気筒1.5リッターガソリンエンジンは
最高出力 91PS/5500rpm
最大トルク 120N・m/3800-4800rpm
ハイブリッドのフロントモーター
最高出力 80PS
最大トルク 141N・m
「E-Four」の4WD車に用いられるリアモーター
最高出力 5.3PS
最大トルク 52N・m
トランスミッション(CVT)
新型無段変速機(CVT)「Direct Shift-CVT」を搭載。
TOYOTAは、トランスミッションの基本性能である「伝達効率の向上」と「エンジン高効率領域の活用」、「高応答変速」を強化するため、「機械損失低減」と「ワイドレンジ化」、「変速追従性向上」に取り組みました。これらの取り組みにより、ダイレクトでスムースな走りと現行比+6%の優れた燃費性能を実現しています。
D‐CVTでは、従来のベルト駆動式CVTにスプリットギヤを組み込むことで、高速域では「ベルト+ギヤ」駆動となり伝達効率が向上。変速比幅を広げることで、低速域でのパワフルでスムーズな加速と、高速域での低燃費で静かな走りを実現しています。
従来の、CVTでは低速域からの加速では、CVT独特の滑りが発生していました。
それを見事に改善した、画期的なシステムと言っていいでしょう。
新型6速マニュアルトランスミッション(6MT)
欧州をはじめとするグローバルなニーズに応えるために、マニュアルトランスミッションも新規開発しました。
従来型に比べ、質量を7kg低減するとともに全長を24mm短縮し、世界トップレベルのコンパクトなサイズにすることで車両の燃費性能向上に貢献します。
また、伝達効率も世界トップを実現しており、シフトチェンジ時に自動でエンジン回転を合わせるiMT制御を採用することで、ドライバーに不快なショックを感じさせないスムースな変速操作をサポートします。
自動ブリッピングが機能がついていますので、MT初心者の方やペーパードライバーの方でも安心して運転できます。
その代わり、MTの楽しさは減ってしまいます。
自動車税
まずは、下記の表をご覧ください。
新車登録時期別の税額
総排気量 |
2019年9月30日以前 |
2019年10月1日以降 |
---|---|---|
1リットル以下 |
29,500円 |
25,000円 |
1リットル超~1.5リットル以下 | 34,500円 | 30,500円 |
1.5リットル超~2.0リットル以下 | 39,500円 | 36,000円 |
2.0リットル超~2.5リットル以下 | 45,000円 | 43,500円 |
2.5リットル超~3.0リットル以下 | 51,000円 | 50,000円 |
3.0リットル超~3.5リットル以下 | 58,000円 | 57,000円 |
3.5リットル超~4.0リットル以下 | 66,500円 | 65,500円 |
4.0リットル超~4.5リットル以下 | 76,500円 | 75,500円 |
4.5リットル超~6.0リットル以下 | 88,000円 | 87,000円 |
6.0リットル超 |
111,000円 | 110,000円 |
軽自動車 一律 | 10,800円 |
10,800円 |
ライズの排気量は 996cc 1490ccですので、上記の表の1リットル以下と1.5リットル以下に分類されます。
ライズは、2020(令和2)年2月に発売されていますので、2019年10月1日以降に購入に分類されます。
ですので、自動車税は
996cc 年間25000円
1490cc 年間30500円
軽自動車ほど安くはありませんが、結構お手頃です。
軽自動車では物足りないけど、コストは抑えたい!という方には相性がいいですね。
価格
グレード
グレード名 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 | 定員 | 燃費 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
X Bパッケージ | 996cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 1,395,000円 |
X | 996cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 1,455,000円 |
G | 996cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 1,613,000円 |
X | 1490cc | 5 | 6MT | FF | 5名 | —-km/l | 1,543,000円 |
X | 1490cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 1,598,000円 |
G | 1490cc | 5 | 6MT | FF | 5名 | —-km/l | 1,701,000円 |
G | 1490cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 1,756,000円 |
Z | 1490cc | 5 | 6MT | FF | 5名 | —-km/l | 1,871,000円 |
Z | 1490cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 1,926,000円 |
ハイブリッドX | 1490cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 1,998,000円 |
ハイブリッドG | 1490cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 2,130,000円 |
ハイブリッドX | 1490cc | 5 | CVT | フルタイム4WD | 5名 | —-km/l | 2,241,000円 |
ハイブリッドZ | 1490cc | 5 | CVT | FF | 5名 | —-km/l | 2,295,000円 |
ハイブリッドG | 1490cc | 5 | CVT | フルタイム4WD | 5名 | —-km/l | 2,338,000円 |
ハイブリッドZ | 1490cc | 5 | CVT | フルタイム4WD | 5名 | —-km/l | 2,493,000円 |
一番下のモデルになると、140万円から購入できるので、リーズナブルですね!
逆にハイブリッドの最上級は100万円もの差が出ていますので、悩むところですね。
ボディーサイズ
全長×全幅×全高
3940×1695×1500mm
5ナンバーサイズのコンパクトカーです。
日本の道路でも扱いやすく、小回りも効きます。
女性の方でも、安心して運転できるサイズですね!
総合評価
エンジンの絶対的な出力は、やや足りないと感じます。
ですが、車体がそれ程重い訳では無いのでスポーツ走行をしないのであれば十分だと思います。
尚、ハイブリッドモデルもありますので経済的な部分や、モーター特有の0回転からのトルクを楽しむことができるので買って損は無いと思います。
MT設定がありますので、楽しさを忘れていない部分もいいと思います。
外観に関しては、ビッツとアクアを足して2で割った様なデザインに感じました。
もう少し、かっこいいデザインでも良かったのかな?と感じました。
GsかTRDに期待ですね!
最後に
性能にしては、お手頃なコンパクトカーだと私は思いました!
MT設定もあり、ニーズに合った選ぶ方ができるのでその点が嬉しいですね。
是非試乗してみて、体験してみて下さい!
当サイトをご観覧頂きありがとうございました♪