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【詳しく解説】東証一部上場とは?~該当する企業は何社あるのか~

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東証一部上場という言葉を、ニュースなどで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?就職活動でもよく見かける言葉の一つです。

しかし、実際にはよくわからないまま聞いている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は「東証一部上場」について詳しく解説していこうと思います!

よろしければご覧ください(^_^)



東証一部上場とは?

東証一部上場とは、株式市場の一つである東京証券取引所の市場第一部(東証一部)に株式を公開することです!

上場とは、証券取引所で株式を売買できるようにすることで、上場した株式会社はより多くの投資家から会社の資金を集めることができるようになります。

また、東証とは東京証券取引所の略です。
その中の市場第一部という株式市場で株式を公開している企業が東証一部上場企業と呼ばれます。

※証券取引所には、東京証券取引所のほかに、名古屋証券取引所・札幌証券取引所・福岡証券取引所があります。



東京証券取引所には4種類の株式市場がある

東京証券取引所では、東証一部・東証二部・マザーズ・JASDAQ(ジャスダック)の4種類の株式市場を運営しています。

ニューヨークやロンドンと並ぶ世界三大証券市場の一つでもありますが、世界の経済活動を支えているともいえる証券取引所なのです!

東京証券取引所のそれぞれには、以下の特徴があります。

上場企業の特徴とは?

《東証一部上場企業》

大企業が多く、知名度や社会的信用度が高い

《東証二部上場企業》
中堅企業が多く、東証一部上場企業よりも知名度が劣る

《マザーズ上場企業》
ベンチャー企業が多く、東証一部・二部への上場を目指している場合が多い

《JASDAQ上場企業》
新興企業が多く、今後成長していく



東証一部上場の企業は何社?

東証一部上場企業の数は2,160社(2019年末時点)です。
総務省の調査によると、2016年の日本の企業数は約558万社です。

数字で見ると「東証一部上場企業って多いんだ」と思われるかもしれませんが、東証一部上場企業の割合は日本の企業全体の0.1%以下と考えられ、実は上場のハードルは非常に高いと言えるのです(>_<)

東証一部には誰もが知っている企業が名を連ねています。

また、経営が安定しているため福利厚生がしっかりしている会社が多い傾向にあるのです!

【東証一部上場の企業例】

トヨタ自動車、イオン、シャープ、キッコーマン、アコム 等々

東証一部に上場する条件とは?

東証一部は、上場の基準が最も高い株式市場です(>_<)

そのため条件の項目厳しく、株主数・流通株式数・時価総額・純資産・利益・設立年数など多くの条件を満たす必要があります。

その条件とは・・・

・株主数2,200人以上

・流通株式数2万単位以上、もしくは、流通株式数(比率)上場株券等の35%以上

・時価総額250億円以上

・取締役会を設置して、事業継続年数が3年以上

・連結純資産の額が10億円以上

・2年間の利益総額が5億円以上、もしくは、時価総額が500億円以上

・虚偽記載または不適正意見等がないこと

・単元株式数が100株以上となる見込みがあること   等々

ザっと出してみただけでもこれだけの条件があるので、やはりかなり厳しい事が分かりますよね(>_<)



最後に

今回の記事はいかがだったでしょうか?

東証一部上場について詳しく解説してみました。

東証一部上場の企業は他にもたくさんあるので、調べてみると楽しいかもしれません(笑)

当サイトをご観覧頂きありがとうございました♪