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『分煙社会』たばこは悪影響なのになぜ減らないのか。タバコで離婚の可能性もあり!

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今回の記事は「なぜたばこは悪影響なのか」についてです!

皆さんはたばこは吸われていますか?

最近、少しづつ「分煙!分煙!」と良く聞くようになってきた気がします。

そもそもなぜ最近になって分煙に対して厳しくなりつつあるのでしょうか?

ちなみに、私たち夫婦はたばこが大嫌いです。吸ったことももちろんありませんし、なぜ吸う方がいるのかも疑問です(-_-;)

根本的になぜ現代社会で喫煙者への見方が変わってきたのでしょうか?

よろしければご覧ください(^_^)

たばことは

私たちがよく見かける「たばこ」は、ナス科の植物「タバコ」から出来ています。

葉の成分には、皆さんが一度は聞いたことのある「ニコチン」という

強い嗜癖性(しへきせい)があります。

※嗜癖性・・・ある事を特に好き好んでする癖のこと。
世界保健機関(WHO)は、特定の物質(薬物)を好む傾向について病的な意味を込めて「薬物嗜癖」という用語を使って定義している。

たばこにはさまざまな種類があります。

ここでは代表的な紙巻たばこをはじめ、葉巻やパイプといった有名なものから、

加熱式たばこなどの新しいたばこ、さらに電子たばこや着火道具のライターなどがあります。

加熱式たばこ

たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼ではなく加熱させ、発生する蒸気(たばこベイパー)を愉しむ製品です。

最近では、この加熱式たばこが一気に普及し始めて良く目にします。

加熱式たばこももちろん喫煙所で吸わないといけない事になっています。

紙巻たばこ(シガレット)

私たちが普段目にする機会が多い、もっともメジャーなたばこです。

加熱式たばこの普及が最近は凄いですが、やはり昔からたばこを吸っている方は紙巻たばこが良いと思われている方が多いみたいでまだ紙巻たばこを吸っている方はたくさんいますね!

パイプ

パイプにたばこ葉を詰めて喫煙するタイプのたばこです。喫煙具としてのパイプにはさまざまな種類があります。

かなり昔の方たちがパイプを使って吸っていたイメージで町中で、パイプを使ってたばこを吸っている方は見たことがありません。

ニコチンの怖さ(三大有害成分)

たばこには主に3つの有害な成分が含まれています。

「たった3つか」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、その3つの成分がとても身体に悪いのです!

1.ニコチン

ニコチンは、タバコへの依存性を高める物質です。

個人差はありますが、麻薬に匹敵するほどの依存です!

吸えば吸うほど依存性は高くなり、やがて自分の意思とは関係なく、ニコチン支配による喫煙が繰り返されます。

そのため、一回たばこを吸ってしまうと身体が依存する準備に入ってしまい「もう一本、もう一本」と吸いたくなってしまうのです。

⊡使用者が依存症になる割合

 ニコチン>ヘロイン>コカイン>アルコール>カフェイン

⊡依存症になった人の禁断症状の強さ

 アルコール>ヘロイン>ニコチン>コカイン>カフェイン

⊡依存症の人がやめる難しさの度合い

 【コカイン=ヘロイン=アルコール=ニコチン】>カフェイン

⊡薬物による超過死亡

 ニコチン>アルコール>【コカイン=ヘロイン】>カフェイン

このように、ニコチンの依存性は恐ろしいくらいに強いのです。
1回興味本位でたばこを吸ってしまうとそのまま依存してしまうのですね(*_*)

2.タール

一酸化炭素やガス状成分をのぞいたタバコ煙の粒子部分の総称です。

タールにはニコチンをはじめとする有害物質や発がん性があると言われている物質を数多く含んでいます!

タールを身体に入れても良い事無いですよね...

3.一酸化炭素

一酸化炭素は有機物の不完全燃焼で発生するガスです。

タバコ煙にも3%前後含まれていて、無味無臭の気体で極めて毒性が強い物質です。

私達の血液にはヘモグロビンという成分があるのですが、
酸素はこのヘモグロビンに結びついて全身に運ばれていきます。

一酸化炭素は酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい性質を持っているので、喫煙によって一酸化炭素を体内に吸い込むと、酸素はヘモグロビンに結びつくことができず、血液の酸素運搬能力が低下し酸素不足に陥ってしまいます!

一酸化炭素中毒は、ドラマやニュースなどでよく聞きますが命を落としてしまうのは

上記のような理由があるからです。

なぜたばこは無くならないのか

上記のようにたばこを吸っても何の得の無く、ただただ自分の身体を悪くしていってしまう事がお分かり頂けたかと思います。

では、なぜそんなたばこが無くならないのでしょうか?

それは、たばこの売り上げ=国の税収だからです!

たばこ税は年間 2兆2703億円の税収があります。(平成19年度 JTのホームページより)

国たばこ税9253億円 たばこ特別税2142億円 地方たばこ税1兆1308億円

たばこを買う人がいなくなってしまうと、その分の負担がさらに大きくなって国民にのしかかってくるのです!

本当に困った仕組みですよね…(>_<)

今の日本は、たばこを買う人がいるから医療費などの負担が少なく済んでいるのです。

このような状態なので、いくらたばこの問題が起きようと身体に悪い事が分かっていようとたばこが販売停止になることはないのです。

分煙社会

ここ最近、分煙に関して社会が厳しくなりファミレスや喫茶店、公園など様々な公共の場所が喫煙場所と非喫煙場所とで分けています。

以前から分煙をしていたところもあったのでしょうが、社会全体が分煙について激しくリアクションをするようになったのはここ最近だと思います。

実際、「分煙」をするというのはすごく良い事なのですがファミレスや喫茶店など入った際には「本当に分煙できているのかな?」と疑問に思う事が多々あります。

店員さんや喫煙者が出たり入ったりを繰り返して匂いが来てしまう事もありますし、両親のどちらかが喫煙者で親を探して喫煙所に入ってしまっている子供をよく見かけます。

そういう場面を見かけてしまうと、正直「これだから喫煙者は...よく人の親になれたな」と思ってしまいます。自分がその人の子供だったら本当に面倒を見てもらいたくないです(*_*)

「自分の勝手だろ」「ルールをちゃんと守っている」と思う方もいるかもしれませんが、たばこを吸わないと生きていけないのでしょうか?

酸素のように生きていくためには必ず必要なのもなら分かりますが、

わざわざ自分の身体を傷つけて、吸いたいという欲求にも負けて自分の欲求だけを満たしているだけなので吸う利点が見つかりません。

いくらきちんとルールを守って吸っていたとしてもたばこに手を出す時点で、

自己コントロールできないのです。そんな人の子供にはなりたくありません。

子供は特にたばこの煙を幼いころから吸ってしまうと発達途中の身体に大きな影響が出てしまいます!

最近になって分煙には厳しくなって来ましたが、もう少しきっちり分煙する必要があるのかもしれません。

最後に

今回の記事はいかがだったでしょうか?

たばこを吸う方には厳しい時代になってきましたが、吸わない人にはより良い方向に向かっている社会が出来てきていると思います♪

これから先もっと良い社会になっていけばいいなと思っています(^_^)

当サイトをご観覧頂きありがとうございました♪