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今回の記事は、「誰でも実践すれば簡単にディーゼル車の燃費向上・DPF再生の頻度を減らす方法」についてです!
基本的には、クリーンディーゼル車向けの記事になりますが、
ディーゼル車であればどの車種でも実践できますので安心してください。
ディーゼル車の燃費向上・DPF再生の頻度を減らす方法に興味があったら是非ご覧ください!
見たいものはどれ?
マツダ車種一覧
マイナーチェンジ等で若干エンジンの構造は変わっておりますが、基本的には変わりません。
- CX3
- CX30
- CX5
- CX8
- アクセラ
- アテンザ
- デミオ
- MAZDA2
- MAZDA3
- MAZDA6
今回の記事につきましては、実際に8万キロ以上走っているアテンザセダンのXDに実践していますので是非参考にしてください!
アテンザGJ前期スペック
排気量は2.2L
水冷式直列4気筒
2ステージターボチャージャー
マニュアル(MT)
軽油
そもそもディーゼル車の仕組みって?
そもそも、ディーゼル車にはどんな特徴があるのか?を知らないと燃費向上させる仕方がわかりません。
大きな軽油の特徴として
レギュラー車・ハイオク車のように燃料を燃やしません。
シリンダー内に空気だけ吸い込んで圧縮し、得た高温雰囲気に燃料を吹き込んで燃やす、これがディーゼルエンジンのメカニズム。
燃料を吹き込むと、その液滴が先ずは蒸発し、気化ガスが混合気を作ります。
これが或る程度の濃度に成ると発火する。
自然発火をさせていると思って下さい。
その為、不完全燃焼になります。
ですので、どうしても煤(スス)がエンジンルーム内に溜まってしまいます。
その煤(スス)がエンジンルーム内に溜まることで、ディーゼル車の出力低下の原因になってしまいます。
出力が低下することにより、アクセルの踏み込み量が増えます。それにより、燃費が低下します。
燃やしていれば、煤(スス)が溜まることもないんですがそうも行かないみたいです(笑)
更に、ディーゼル車にはDPF再生と言う煤(スス)を焼き払う作業が定期的に存在します。
これにより、大幅に燃費が悪くなります(>_<)
その煤(スス)を取り除くことができるならば大幅に燃費を向上させることができます!
https://nikuman2019.com/?p=107
燃費を悪化させる走り方
これからお話しする内容は、ディーゼル車に限った話です。レギュラー車やハイオク車にはあまり関係ありません。
燃費を上げる為に低回転で走る
これを皆さんよくやりがちですね(笑)
低速のトルクがある為、低回転で走行したほうが燃費が向上すると思われがちですがそうとも言えません。
1000rpm付近の低回転での走り方は、クリーンディーゼル車には向きません!
※高圧縮比のディーゼルエンジンは別
通常であればトルクがある車は、低回転で回す事で燃費が格段に上がります。これは、ディーゼル車もガソリン車も同じなのです。
ディーゼルエンジンは、低回転の状況になると燃圧・燃料噴射量が低下します。
これはガソリン車も同じです。
では、何が違うかと言いますと
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違うところは
低回転状況になり、燃圧・燃料噴射量が低下してエンジン温度が低下することにより、煤(スス)が燃焼しにくくなり、余計に煤が溜まってしまいます。
ガソリン車は、スパークで燃料を燃やす「完全燃焼」ですので煤などは出ません。
もちろん、低回転で走っているのでその場は低燃費ですが、煤(スス)が通常より多く溜まるのでDPF再生の頻度が日に日に早まってきます。
300キロ → 280キロ → 250キロ → 200キロ → 80キロとか…
出力の低下から始まり、DPF再生の間隔が縮まり…
最悪のパターンは、エンジン停止!
怖いですね…
アイドリング時間が長い
アイドリングは、低回転で行う為、煤(スス)が常に溜まっていく状態です。
エンジン内の温度もそれ程上昇しませんので、煤が燃焼せすエンジン内に付着して走行時よりも多く溜まります。
アイドリングはできるだけ避けて、i-stopをできるだけしてあげる事でエンジンも良好な状態が保たれます!
※バッテリーは劣化しやすくなります。
冬は、尚更外気温が低いので燃焼の妨げになりますのでできるだけ控えてみて下さいね♪
余談になりますが
私のアテンザは、ミッション(MT)です。その為、1600rpmほどでシフトアップします。(1200rpmでもトルクが大きいのでエンジンを回す必要がない)
それでもDPF再生の間隔は200キロ以上あり、それほど短くありません。
そんな走り方でも、燃費を維持する方法があります(笑)
気になる方は、是非読み進めていってください。
できるだけエンジン内に煤を溜めない走り方
エンジンが温まるまでは、加速はほどほどにしましょう(笑)
エンジン内の温度が低い状態で急加速等をさせると、より多くの煤(スス)が発生してエンジン内に溜まります。
エンジンがあったまってきたのであれば、ある程度はエンジンを回してあげましょう。
そうする事で、エンジン内に付着した煤(スス)が燃焼して焼かれます♪
2000rpm くらいでシフトアップしてあげれば、ある程度は燃焼してくれます。
急加速はできるだけ控えて、ゆっくりエンジンを回してあげましょう。
ディーゼル車は高回転は不向きで、高回転に回しつずけても煤(スス)の発生量が増えてしまいます。クリーンディーゼル車であれば3000rpm程まで回してあげるくらいにしましょう♪
煤(スス)の発生を抑制して燃焼を促進できれば、DPF再生の回数も減り結果的に燃費が伸びます!
燃費向上の為に何をするべきか
ハイブリット車とは違い、ちょこちょこ乗りをするとエンジン温度がそれ程上がらず、エンジン内の煤(スス)の燃焼がされにくくなり燃費が落ちます。
ですので、適度な回転数で、長距離をできるだけ走る!
高速・長距離等は、ディーゼル車にはもってこいのシュチュエーションです♪
DPF再生は、エンジンに送りる燃料を増やして、エンジン内の温度を300度程まで上げて煤(スス)を焼き払う作業システムです。
という事は….!?
高速・長距離等は、必然的にエンジン内の温度が上昇しますよね?
そのお陰で煤の溜まりが減り、少しずつ煤(スス)を燃焼させてくれます♪
DPF再生の間隔も長くなり、出力低下も最小限にできるという事になります!
そういう走り方をしている方は、燃費も2km程伸びると思います!
ディーゼル車を長く乗る為にも、是非参考にして下さいね♪
エンジン内の煤を燃焼させる為に使用するもの
上記のDPFクリーナー・ディーゼルシステムクリーナーを使用します!
左:DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)クリーナー
効果
DPFの再生を補助する添加剤。燃焼の促進。
右:コモンレール式ディーゼルシステムクリーン&プロテクト
効果
ディーゼルシステム内全体の1番小さい汚れまで分解・洗浄し、燃料内の水分を吸収する添加剤。
これを使用することで、エンジンルーム内の煤が洗浄されて、エンジン本来の出力を取り戻します。
使用方法
使用方法は至って簡単です♪
給油時に上記の添加剤を軽油と一緒に投入するだけ
(先に添加剤で次にディーゼル)
それだけで、エンジンルーム内の煤(スス)を洗浄してくれます!
実際に使用して見た結果
実際投入してみると面白いくらい変わります(笑)
DPF再生の間隔(終わり〜始まりを計測)
約200km → 約300km
実燃費燃費(満タン方式)
約17.5km → 約19.3km
ここまで変わるとは思いませんでした!!
若干トルクも増した気がします。本来のディーゼルトルクが出ている気がします(笑)
最後に
今回の記事はいかがでしたか?
ディーゼル車に乗っている方であれば、燃費も走りも妥協したくありませんよね?
実際使用して頂ければ実感して頂けると思います!
是非参考にしてみて下さいね(^_^)